昨日ヒーリングに来てくださったお客様。
全身に湿疹が出てしまったとのこと。
いろいろ原因を調べてもらってわかったことは、肌を守ろうとして中の細胞が働いているということでした。
例えば、転んで擦り傷を作ると、自然治癒力が働いてカサブタが出来ますよね。
肌を守って回復するための手段として出来るカサブタが、細胞の勘違いで全身に作られている状態なのだそうです。
「原因はわからないけど・・・たぶんストレスだと思う」と伝えてくれました。
♡ ↑蝶々が蜜を吸いにやって来ました(*^-^*)
今、多くの人がストレスを抱えて生きています。
ストレスの原因は様々で、人間関係だったり、経済的なことだったり、生活環境だったりするのだけど、いったいなにがどうしてそれが体に影響するのか、ということまでは、あまり深く考えたりしません。
疲れが取れないときや、なかなか寝付けないとき、手っ取り早く「ストレス」って言葉で片付けちゃったりして。
なにかと便利な言葉ですね。
実は、ストレスは「脳」と密接な関係があるんです。
脳幹の視床下部は、自律神経のコントロールセンターなのですが、ストレスはその自律神経の交感神経を刺激します。
自律神経というのは、呼吸とか体温調節など、体内で自動的に機能している神経のこと。
そして交感神経というのは、危険やストレスに直面したときに迅速に対応できるように心拍数を上げたり呼吸を速めたりする「活動系」の神経です。
私たちに必要な働きをしてくれる神経ですが、その状態が続くと、体にも心にも影響が出てしまうんですね。
ヒーリングをするとき、どんな症状であっても、必ず頭からはじめるのは、あらゆる不調和の原因が「脳」と関連しているからなんです。
意識、感覚、感じ方、マインドという脳内の活動が自分たちの体に大きな影響を及ぼしているって知ると、これまでモヤモヤしていたストレスの中身がなんとなく見えてきませんか?
実は、病気を抱える多くの人が、自分自身を無意識に責めているということもとても多いのです。
「自分をうまく管理できない罰なんだ」とか「親との関係がうまくいかないことと病気は繋がっている」のだというように。
また、「家系の問題で仕方がないんだ」というように最初から「病気になるのは当然」なのだと諦めている人もいます。
昨日のお客様も、それについて思い当たることがあるようで大きく頷いていました。
確かに、遺伝性の病気も存在しますけど、それがすべてではないし、同じ自分の体でも、正常に機能して頑張ってくれている数え切れないほどの細胞達にベクトルを合わせれてあげることも忘れないでいましょうね。
ストレスは私たちに大切なことを教えてくれているサイン。
もしかしたら危険信号かもしれません。
ならば、ストレスにちゃんと向き合って、「ストレスだからしかたない」なんて大雑把なマインドは捨ててしまいましょう。
自分の体、自分の心、どうか大切にしてね。
体は本当の自分の気持ちを教えてくれる大切な鏡。
病気は運命でもなければ、何かがうまく出来なかった罰でもないの。
体の声、感覚に耳を澄ましてエネルギーを送りましょう。
あなたが体の主人なんですから。
レイキは宇宙に充満する愛と調和の生命エネルギー。
深呼吸して細胞の一つ一つに愛と命を巡らせてあげてください。
今日も応援しています!