言い訳は言い分け
今朝、鏡の前で髪を整えているとき、突然こんな言葉が頭に浮かびました。
生きているといろんなことがあって、言い訳したくなることだってありますよね。
お金がないからとか
時間が無いからとか
家庭があるからとか
もう若くないからとか
自分はまだその段階じゃないからとか
言い出したらきりがないくらい出てきます。
やりたいのにやらない理由。
挑戦したいのに出来ない理由。
本当にいくらでもありますよね。
言い訳とは
「物事の筋道を説明することで自分の正当性を主張すること」と辞書には書かれています。
こういう理由があるから私が出来ないのは当然なんです。仕方のないことなんです。
って、自分は間違ってないと言いたいのです。
誰かに言っているようで、本当は自分に言い聞かせているんですね。
私もこれまでたくさんの言い訳をして生きてきました。
でも、どんなに正当性のあるような言い訳をしても、自分の中で虚しく響くだけ。
「じゃあ、何のために生まれてきたのよ」と自分に返したくなるのです。
私たちは、たくさんの経験を積んで魂を磨くために生まれてきました。
三次元の世界でしか味わうことの出来ない無価値感や罪悪感、怒りや嫉妬、自己否定・・・
それらすべてが魂の望みだと知ったとき、苦しみもすべていつかは感謝に変わるものなんだと理解できました。
魂の望みと人間意識の望みは、表面的には全然違います。
だれだって挫折より成功を味わいたいと思うでしょう。
でも、一回の挫折が、その先の成功をより輝かせてくれるんだ。
そう思ったら、後から後から感謝が湧いてきます。
せっかく宇宙から与えられた人生の舞台があるのに、何もしないで舞台の袖でずっと待機中だなんて、ちょっと寂しい。
私、学生時代に演劇部の公演で、アホな妖精の役を演じて大喝采を浴びたことがあるんです。
ほんのチョイ役でした。
主役の女の子はすごく魅力的で、当たり前だけど出番も多いし誰もがうらやむ役です。
一方私は、5人いる妖精の中でも一番台詞が少ない役。
正直、ちょっとだけ、いてもいなくてもどうでもいい役なんじゃないかなと思う気持ちもありました。
でも、公演が終わった後に、たくさんの人から拍手と称賛の言葉をもらい、自分でもびっくり。
自分が自分の役を精一杯演じれば、わかってくれる人もいるんですね。
自分の役を演じるというのは、その役と一つになるってこと。
だとしたら、やりたいこと、挑戦したいことをやらないで、言い訳しているのは、魂との分離を起こしているってことじゃないかなと思うのです。
それ、きっと後悔しますよね。
本当の自分の声を無視して、行動しない理由を口にするって、自分が一番かわいそうです。
最初は小さなことでいい。
例えば例えば「片付けしてお部屋をスッキリしたいな」と思ったとしたら、
次に来るのは「だけど時間が無いし」とか、「めんどくさいな」っていうような言葉。
でも、その二番目の言葉は右から左へ受け流してしまいましょう。
行動に移してみるときっと、心が軽くなってホッとした感じになるはず。
これは安心感に繋がります。
片付けて安心感?と思うけど、本当の自分が、やっと自分の声を聞いてもらえたのだから安心感がくるのです
自分と自分。内面から湧いてくる魂の声を受け止めてあげてください。
それが宇宙と繋がる第一歩です(*^-^*)