本当は「知っていた」という感覚

以前「光の個人セッション」に来てくれた、とても清楚で綺麗な女の子。

言葉少なで、私が話していることも熱心に聞いてハートでかみ砕いているという印象でした。

転職を繰り返して安定しないこと、自分が本当にやりたいことはなんだろうっていうモヤモヤ感。

こんな風に感じている方は多いのではないでしょうか。

 

今世の中が、日本が、社会がどこに向かっているのかさえわからないような状態ですよね。

日本、大丈夫?って言うような・・・。

でも、私は「彼女はもう答えを知っている」と感じていました。

もちろん、誰にでも、どんなときにも答えは自分の中にしかありません。

それはそうなんですけど、彼女からは、それに加えて「すでに知っていた」というような感覚を受けたんですね。

例えば、町中で誰かと目が合ったとすると、その数秒前に「あ、この人と目が合うな」という感覚が来ていたというような。

自分の中心に戻って自分の内側をじっくり探っていけば、必ず「ああ、もう私は知っていたんだっけ」ということに気づいていいはずの方でした。

だけど、人の心は複雑です。

気づきを邪魔しているのが、いつの間にか自分の意識にすり込まれた信念とか、思い込みとかなんですね。

そのような観念は、たいてい幼い子どもの頃に植え付けられたものです。

子どもたちの心はまだ純粋で、何にも抵抗することもなく、どんな言葉も素直にスーッと入ってしまうから。

子どもにしてみたら周囲の大人の言うことがすべてだし、お父さんやお母さんの言うことは正しいと思う。

そうして何も疑わずに大人になって、社会生活をしていく内に、違和感や生きづらさを感じていく。

オリーブランドのクライアントさんは、みなさんそのような心の中を話してくれます。

若い方ばかりじゃないですよ。

何歳になってもみんな同じ。

そんな中で、ヒーリングやセッションをしながら気づかれる方もいるし、ヒントを言うと「あ~、そうか!」と何かに目覚める方もいます。

そして、今回の彼女のように、「本当は既に答えを知っているのですよね」と声がけをした瞬間、オーラがキラキラ輝きだして、魂の意図に触れるように本来の自分に気づかれる方もいるのです。

本当は、自分の中に答えがあることを「知っていた」。

親にはとても感謝しているけれど、親の言うことがすべて正しいのではないことも「知っていた」。

セッションを受ける前から自分のやりたいことも「知っていた」。

たとえ親の言うとおりに出来なくても、魂から湧き上がる思いが社会の常識から外れていたとしても、自分には嘘をつけない。

なのに、「刷り込み」が生み出す心の声に悩まされる人がとても多いのですね。

もしも自分の心の中で迷いが生まれ、悩んだときは、一度自分の中心に立ち戻り、悩んでいることはすべて幻想なんだと知ってください。

どんなにポジティブなことも、ネガティブなことも、心がざわつくようなことは現実ではなく、心の奥で静かに君臨している思い、それだけが真実だと腑に落とすことが大切です。

なんか、難しそうだけど、自分に正直になればいいってことです(*^-^*)

 

自分の気持ち、本当の気持ち、大切にしていきましょう♡

 

 

 

 

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